〈全身倦怠感（体がだるい）の原因とは〉

みなさん、体がだるかったり疲れているのは当たり前だと思っていませんか？

確かに寝てもお風呂に入ってもソファで休んでもだるさが取れない時は、もはや体がだるいのは当たり前だと思ってしまうかもしれません。

ですが、だるさとは体が弱っているサインです。

そこには肉体的な疲労や精神的な疲労、栄養不足や病気の予兆だったりもします。

だるさは放っておいてはいけない症状なのです。

しかし、現代社会はつねにだるさを感じる社会となっています。

車や電車、自転車といった便利な交通手段、パソコンやスマホ等の通信、情報網の発達や小型化により動かなくても用事を済ませることができるようになりました。

動くことが少なくなった結果、私たちの体には歪みという骨格のバランスが崩れてしまう症状が出るようになりました。

私たちの体は動くことでバランスを保とうとする力があります。

しかし、ジッとしたまま動かない時間が増えたために体は歪みやすくなり、その歪みの影響で筋肉はたえず緊張して硬くなります。

この緊張は自律神経の交感神経によって無意識のうちにおこなわれています。

交感神経が働き続けていると神経細胞内に細胞を傷つける活性酸素が大量に発生します。

この活性酸素によって神経が酸化されてダメージを受けることで老廃物が発生すると、この老廃物の増加が合図となって疲労因子が発生します。

この疲労因子が大脳に伝わることで人は疲労を感じ、その状態が長く続くことで全身倦怠感（体がだるい）が生まれるのです。

だるさは疲労が慢性化した状態です。

疲労は筋肉だけではなく、神経や内臓にも影響を与えます。

全身倦怠感（体がだるい）はただの疲労で片付けるのではなく、しっかりと治療して健康な体を取り戻しましょう！